「65才を迎える前に知っておくべき、住まいのコト」 (株)木だて家 山田 満志
皆さま、こんにちは。うちのこと事務局の松山です。
このページでは、うちのことに参画していただいている
“北陸優良住宅の会”の“住まいのプロ”(住宅会社、工務店、リフォーム会社)の皆さまから
住まいについてのお役立ち情報をインタビュー形式でお伝えするコーナーです。
松山:今回は、(株)木だて屋(越前市)の山田部長お越しいただきました。
よろしくお願いします。
山田:はい。よろしくお願いします。
松山:老後の住まいにおいて様々な悩みを抱えるお客さまがいる中でご質問です。
少し極論かもしれませんが、車椅子になった時、脳の障害に伴い半身不随になった時、将来、身体が不自由になった時への
不安をお持ちのお客さまに対して、地域に根付く工務店として、住まいのプロとしてどんなことをアドバイスできますか?
山田:そうですね・・・。正直、住まいのバリアフリー化と一口に言っても色々あります。
まずは、開口部・・・家の様々な入口ですね。玄関であったり、家の中のドアです。
車イスであれば、こういった“必ず通る部分”を必要に応じて広くすることが出来ます。時にお客さまの身体の状態にもよりますが、使いやすいように、基本的に入口は全て引戸にしますね。
特に浴室などは身体が不自由になると、お風呂に入るだけでも大変になってくるので、入口は片引戸にすると介護される側だけではなく、介護する側も楽に毎日ストレスなく過ごせます。
松山:なるほど・・・。身体の状態や間取りによって、お客さま個人にあった住まいに変化させていくことが大切なんですね。
山田:仰る通りですね。他にも・・・玄関アプローチにスロープをつけて、段差をなくすことをご提案(1/12程度の勾配)したりすることもあります。他にも、手すりは、必要になってからつけるのではなく、もし“発症した場合を想定”して、後々簡単に取付できるように下地を十分に入れておくことが賢い住まい方だと思います。
また、床の材料には滑りにくい材質のものを選ぶようにしたり・・・そういった将来に向けての危機管理も含めたご提案もさせていただいています。
松山:はい。よくわかりました。単純に扉ひとつ、段差ひとつだけでも色々な可能性が考えられるのですね。今日はお忙しい中、ありがとうございました!
山田:こちらこそありがとうございました。
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