「20年後をイメージしながら、リフォームをご相談いただく方が多いです」 (株)石丸ハウスセンター 石丸和宏
皆さま、こんにちは。うちのこと事務局の松山です。
このページでは、うちのことに参画していただいている
“北陸優良住宅の会”の“住まいのプロ”(住宅会社、工務店、リフォーム会社)の皆さまから
住まいについてのお役立ち情報をインタビュー形式でお伝えするコーナーです。
松山:今回は、(株)石丸ハウスセンター(坂井市)の石丸専務にお越しいただきました。
早速ですがよろしくお願いします。
石丸:こちらこそ、よろしくお願いいたします。
松山:御社には地域のお客さまから住まいについてどういったご相談があるのでしょうか?
石丸:そうでうね。息子さん、娘さんが結婚や進学で実家を離れることになって、
将来的には戻ってくるかもしれないけれど、自分たち夫婦が、あと数十年住んでいくためにリフォームしたいといった方や、そもそも、現在のお家を、リフォームしたほうが良いのか、減築または平屋にしたほうが良いのかアドバイスして欲しいといったご相談が多いですね。
松山:ご相談されるお客さまのご希望は具体的にはどんな内容ですか?
石丸:それは、家や土地の大きさ、描かれている住まいの理想によって違いますが、「20年後も、更にリフォームしなくていいようにしたい。身体が不自由になる前の今のうちにあたたかい家が欲しい」と仰られる方が多いです。
松山:事実そうですよね。仮に60才を越えていても、20年くらいはお元気ですもんね。
石丸:はい。そういった将来像も踏まえながら、リフォームを想像されている方が多いですね。ご相談を受けた時は、まず、築何年のお住まいなのか? 基礎や構造自体がしっかりしているのか? そういった基本的なことからお聞きさせていただきますね。当然、希望や身体の状態、お客さまの住まいのイメージによって工事内容は変わってきますが、今後の生活のことを考えて、私どものアドバイスを真剣に聞き入りながら将来を見据えてリフォームされる方が多いと感じています。
松山:なるほど。特に石丸さんがご提案する時に注意している点はどんなところですか?
石丸:当たり前のことですが、今のお住まいより、快適であたたかいことは絶対です。特に安全面ですね。段差を無くすバリアフリーや、ヒートショックを起こさないあたたかいお風呂、調理する際のIHキッチンなど、安全面と言っても全てに関わってくる要素でもあります。
ちなみに、私の地元である、坂井市の三国地域では60代夫婦が2人で住まわれているお宅が多いですよ。息子さん、娘さんは近くに住んでいらっしゃいますが、同居していないお宅が多いですね。中には、「家を継いでくれる人がいないんだよ。だから土地を売ってしまって、今のうちにマンション暮らしも有りかなぁ」という方もチラホラいらっしゃいます。
松山:リフォームと言っても、そのご家族にとってのベストはそれぞれ違いますからね。
石丸:そうですね。そういう意味では、まず私たち“住まいのプロ”にお気軽にご相談いただきたいですね。決して「絶対リフォームすべき!」だなんてことは言いませんし、将来の住まい方やご希望をお聞きしながら、ベストなご提案やメリット・デメリットを包み隠さず説明させていただければ、喜んでいただけるだろうなという気持ちで取り組んでいます。
松山:なるほど。貴重なお話、ありがとうございました。
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